維持管理概要
7)渇水に備えるために常に適切な水管理を心がけ節水に
努めて下さい。
東播用水受益地内の農業用水は、ほ場整備を行う以前は田越し給水、反復利用、河川や井戸からの揚水などによって水量の確保に努め、いろいろな工夫と細かな水利調整が行われてきました。
しかし、ほ場整備後は用排水分離方式による水利用形態の変化や溜池の状況の変化、老朽化の進行などによる地域の水利状況の変化に加え、パイプライン化され近代化したものの兼業化の進行、担い手の減少などによる細かな給水操作が難しくなる傾向にあります。
節水を図るためにも特に「掛け流し」などが無いように給水栓等が適切に管理されるよう、啓発、指導を徹底して頂き干ばつに備えてください。